東海道 宮宿。


脇本陣の向かい側には、宮の渡し公園。

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宮の渡し公園は、
かつての『七里の渡し』跡。


『七里の渡し』というのは、
所謂、海の東海道。

江戸から東海道を西進し、宮宿まで来ると、その先は海。
次の宿場“桑名”へ行くには、海を渡るしかない。

ここから桑名までの間には、木曽川や長良川の河口で広大な湿地となる。

その湿地帯は、
戦国時代には、伊勢長島一向一揆の拠点となって織田信長を悩ませた所で、
最後は信長が九鬼水軍に造らせた鉄甲船を投入し、激戦の末に壊滅させた場所でもある。


七里の渡し常夜灯。
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時の鐘。
尾張藩2代目の徳川光友が造らせた物が復元されている。
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新旧船着場。
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左手の人神人(ヒトシンド)君とその弟子が居る所が、
かつての船着場。
右側が現在の船着場。
(因みに、現在は“定期船”は出ていない。年に数回、体験船が出ているが、乗船するには抽選となる。)



かつての七里の渡し船着場に立つ。
ここから桑名へと向かう。
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船着場跡から時の鐘&常夜灯の方を見る。
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というわけで…



今回の東海道ウォークはここまで。




またいずれ、桑名からスタートする日をお楽しみに!