東海道。


愛知県名古屋市熱田区。


伝馬町一里塚跡から少し西へ進むと、すぐに見えて来るのが…

↓↓

まずは、裁断橋。

秀吉の小田原征伐(1590年)で討死した堀尾金助の母親が、その菩提を弔う為に橋の架替えをしたという。

更に、三十三回忌でも橋を架替えようとしたそうだが、
それが果たせずに母親は亡くなってしまい、
養子がその意志を継いで1622年に完成させたと。




こちらは、旧裁断橋の石製の橋桁。
↓↓


裁断橋のすぐ背後には、姥堂。

かつて熱田神宮に在った姥像をここに移したらしい。


この姥像は、
ヤマトタケルさんの母だとか、
ヤマトタケルさんの妃の1人・宮簀媛(みやずひめ)とも言われている。


戦災で焼失してしまった姥像は、240cm程の坐像でかなりの大きさだったそうだが、

現在はその半分程のサイズで再建されている。