東海道。
真言宗 天林山 笠覆寺(りゅうふくじ)の境内。
本堂に上がるスロープの脇に、
『玉照姫・兼平公 御夫妻』という幟旗の立つ御堂が。
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こちらは、玉照堂。
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笠寺観音の名の由来となった逸話が。
鳴海長者・太郎成高の家で働いていた娘が、
荒れて放置されていた十一面観世音菩薩に笠をかぶせてあげたという。
その縁なのか?
後に、藤原兼平が鳴海長者の家に泊まった時にその娘を見初め、妻としたと。
因みに、
藤原兼平というのは、
人臣として初めて摂政(天皇の職務を代行する)となった藤原良房の養子(生物学的には、甥)・藤原基経の子である。
玉照堂には、御夫妻の位牌が安置されている。
こちらは本堂に向かって右側の、薬師堂。
薬師如来が祀られている。
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