久々に、ガイドブックに出て来る王道の鎌倉。



北条義時の法華堂&三浦一族のヤグラの次は…



荏柄天神社。

御祭神は、菅原道真さん。




御存知のとおり、藤原氏の陰謀により太宰府へ左遷され、
京に帰らぬまま亡くなったという菅原道真。


その後、陰謀に加担したと思しき人々が次々に謎の死を遂げ、トドメに宮中・清涼殿への落雷で、やはり陰謀に加担したと言われる人物が感電死。

それがキッカケとなり、道真さんは雷神・天神と畏れられ、祟り抑制の為に“神”として祀られる事となる。


最終的に、道真さんには正一位・太政大臣が追贈され、
祟りは終わった…とか。

その後は、藤原氏全盛時代に実力で右大臣にまでなった道真さんを、人々は“学問の神”と呼ぶようになる。





源頼朝の存命中の大蔵幕府の北東鬼門に当たるこの地に、
頼朝は幕府の鬼門封じとして、天神・道真さんを祀ったという。



御神門を潜り…



すぐ右には立派な御神木。



正面の拝殿で、二礼二拍一礼。





境内社の、熊野権現社。




熊野権現社の祠が入れられているのは、
このヤグラ!