久々に、ガイドブックに出て来る王道の鎌倉。



鶴岡八幡宮。


御祭神は、

応神天皇・神功皇后(応神天皇の母君)・比売神(応神天皇の身内の女性では…と言われる。)




通常は立入禁止となっている“太鼓橋”越しに、
舞殿と御神門。





こちらの舞殿は、
静御前が義経を慕う歌と共に舞った為に、頼朝が激怒するも、かつての自分達夫婦の事(平家政権下における、“罪人”と“監視役の娘”)まで否定する事になってしまうのを危惧し、頼朝を黙らせる政子…
という事が有った、歴史の現場。

※この日、舞殿では神前結婚式が行われていました。


舞殿の背後の階段に向かって左脇の注連縄は、
鎌倉幕府3代将軍・源実朝の暗殺実行犯・公暁(先代将軍・頼家の子)が隠れていたという伝説の有る“大銀杏”が立っていた所。

※残念ながら、大銀杏は13年前(2010年)の3/10の未明、嵐の中、倒れてしまった。
ただし、今は僅かながら残った根から若い芽が育っている。

階段上の御神門を潜ると、撮影禁止エリア。
拝殿前で二礼二拍一礼。

そして、ほとんどの人が気付かない左隣の小さな御社は、
武内宿禰(タケウチスクネ)を祀っている。

武内宿禰とは、300年程を生きて、
景行・成務・仲哀・応神・仁徳の五帝に仕え、
尚且つ、古代有力八氏の、物部氏以外のほとんどの氏族が先祖と位置付けている伝説の人物。

更にその奥には宝物館が有り、神功皇后の内掛け等が展示されている。