久々の靖國参拝。


正式参拝の後、遊就館へ。


その最後の部屋、撮影OKゾーン。


戦艦陸奥の副砲の向かい側の、

黒々とした細長い物体は、回天一型。


所謂、水中特攻兵器。

人が乗り込んで操舵しながら敵艦に当てる、
巨大有人魚雷。



回天一型の隣の銀色の物体は、旧日本海軍の素晴らしい発明品、
九三式魚雷三型、所謂、酸素魚雷。


推進力として圧縮酸素を使うと、
魚雷の航跡が出にくくなるので、敵に発見される可能性が低くなり、命中しやすくなるらしい。

ただ、そこはやはり“酸素”なので、敵艦に当たる前に爆発事故を起こしやすくなると。

各国が同様の研究をするも、爆発事故のリスクを克服出来なかった物を、日本は見事に克服したという。




回天一型と酸素魚雷の、スクリュー部分。



その斜め上には、更に大きな黒い胴体。

これは、回天四型。


回天一型の速度と航続距離を大きく上回る改良型である。