久々の靖國参拝。


ディアナ号の備砲の周辺には、更にイロイロと。


軍犬慰霊像。



戦没馬慰霊碑。


蹄鉄と花が供えられていた。



こちらは、鳩魂塔。

犬、馬、鳩…戦地で輸送・伝達等に従事し、
その多くが帰らなかったという。




その向かい側、インドのパール判事の顕彰碑。

パール判事は、
日本の敗戦後の“東京裁判”に於いて、
他の連合国判事が“戦争犯罪”で日本有罪とする中、
『“事後法”で有罪判決を出すべきではない!』
と、
法の世界の正論を唯一主張して、
有罪判決に反対したという、スジの通った人物である。
事後法…
法律の常識・法律論になるが、
何かが起こった時、それを裁く法律が存在していなければ裁けない…
即ち、法律が作られる前の事を裁く事は出来ないという話。
東京裁判で言えば、
“戦争犯罪”という規定がそれまで無かったので、
戦中に日本が仮に何かをしていたとしても、
戦後に作られた“戦争犯罪”だと言って裁く事は出来ないっ!
という話である。





その隣には、青銅の150ポンドカノン。

1849年の薩摩製で、
天保山砲台に据えられていた物。

明治元年、砲身内に旋条が施されたという。


今回の記事で紹介したのは、
境内図の中央やや上、拝殿&参集殿の右側エリア。