走水低砲台の南側、観音崎砲台群。


観音崎灯台の足下から第一&第二海堡を見てから逆側へと降りる。


その途中、木々の間から見えたのは…

水中聴測所の跡。


かつて、東京湾を航行する船のエンジン音を聴いていた施設で、
敵の船が侵入した場合、たちどころに判った…ハズだとか。
(結局、東京湾に敵船が侵入した事は一度も無かったのだが。)




さて、この先のゲート状の部分を抜けると…



見えた!
砲台跡!



左側には、
何やらコンクリートで塞がれた部屋の入口?




ここは、北門第一砲台跡。




24cm砲が2門設置されていたそうだ。






走水低砲台跡と同じ、砲座の周囲の窪み“弾室”が。




2門の砲座はトンネルで結ばれている。



トンネルの中から砲座方向を見る。



トンネルの中にも、コンクリートで塞がれた何かが。
おそらく、弾薬庫から繋がる揚弾井か?



広々とした砲座跡。


そして、
トンネル部分の下、
この写真の中央やや下の地面スレスレの所に有るカマボコ型の部分が、弾薬庫への入口。



コンクリートで塞がれているのだが、
僅かな隙間から中を覗くと、
通路が見える!
通路の両側に窓の様な窪みが有るのが解る。




下図、『D』が、北門第1砲台跡。