4/8、お釈迦様の生誕の日。


釈迦降誕会、灌仏会、所謂、『花まつり』である!



というわけで、

横浜市鶴見区の、曹洞宗 大本山 總持寺へ!



巨大な三解脱門。





特別な日にのみ開かれる向唐門。




總持寺総受付の有る香積台。




香積台の入口には、誕生仏。
柄杓を取って静かに甘茶を注ぐ。


誕生仏とは、お釈迦様が生まれると甘露の雨が降り、すぐに立ち上がると天と地を指して、
『天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)』
と言ったという伝説の御姿。

甘茶を注ぐ意味は、甘露の雨の再現。

天上天下唯我独尊とは、
自分が一番尊いという事ではなく、
自分の存在は何者にも変える事が出来ない…
言うなれば“オンリーワン”を意味する事だとか。



仏殿は、工事中。
本来は、こちらに本尊である釈迦三尊像が安置されている。



仏殿の隣の太祖堂前には、巨大な柱が。
来年の4月は、
總持寺開山の瑩山紹瑾(けいざんじょうきん)師の
没後700年大遠忌だそうだ。



そして、巨大な太祖堂へ。




太祖堂入口の丸い香炉の高さは、80cm程。




太祖堂にも、小さな誕生仏が。




太祖堂前。


毎年の事だが、
『花まつり』だと言うのに、全く盛り上がらず閑散とした境内。



ジーザスクライストさんの誕生日は、
ケーキ屋さんや洋菓子屋さんが頑張った結果、
見事な商業チャンスとなった訳だが、
せっかくの『花まつり』、和菓子屋さんやお茶屋さんには頑張って頂きたいものである。

勿論、MADE IN JAPANの原料をふんだんに使って。



来年の4月は、
せっかく曹洞宗第3世・瑩山紹瑾師の700回大遠忌と重なるのだから、
もっと盛り上がって欲しいものである。