横須賀市の走水神社へ。


今回は、“Kick Mizukoshi 歴史の雑談”の放送でお世話になっている、鎌倉エフエム(FM82.8)の面々と共に。



正面鳥居から。




ここ、走水神社の伝説は、古事記や日本書紀に出て来る。

九州のクマソタケル、出雲のイズモタケルを平定した景行天皇の皇子・ヤマトタケルが東国遠征に来た際、
浦賀水道(現在の東京湾)を三浦半島から房総半島へと渡ろうとした。

その時、嵐が起こり海が荒れて渡れなくなってしまう。
海神の怒りだと考えたヤマトタケルの奥様・オトタチバナヒメが海神を鎮める為に海へ身を投げると、嵐は静まったという。

その後、オトタチバナヒメの衣だけがこの近くの御所ヶ崎に流れ着き、地元の人々がオトタチバナヒメを祀る社を建てた。

それに感謝の意を表そうと、ヤマトタケルが地元の人々に冠を下賜すると、後にその冠を御神体として埋めた当地に走水神社が成立。

戦時中に、御所ヶ崎が軍用地となり砲台が建設されると、オトタチバナヒメを祀る社は走水神社に合祀されたという。





こちらは手水。


海の目の前なのに、真水が湧いている。





手水のすぐ背後には、神輿庫。



神輿庫の向かい側には、宝物殿。
残念ながら、扉は閉ざされていた。


更に奥へ!