令和4年3/5に割れてしまった殺生石にまつわる伝説。



古代インドの十六大国の1つ、マガダ国から逃げ去った九尾の狐だが、
それから約1000年の時を経て、また姿を現す。

AD735年頃、吉備真備の遣唐使船に、若藻という名の少女が乗り込み、日本に渡って来たという。

どうやらこの若藻こそが、九尾の狐だったようなのだが、
それから暫く目立った動きは無かったらしい。

しかし、それから400年程経て、鳥羽上皇の女官として現れたのは、先のブログ記事にも書いたとおりである。

陰陽師・安倍泰成に正体を見破られ、宮中から逃げた九尾の狐は、北関東・那須野に現れ、婦女子をさらうようになったという。

それを受け、
那須権守・須藤貞信から鳥羽上皇への要請により、
九尾の狐討伐軍が編成される事となった…。



歴史は常に動いている。