令和4年3/5に割れてしまった、
那須温泉北方の殺生石にまつわる伝説。
古代中国・東周王朝が反乱によって倒された時に逃亡した
“九尾の狐”だが、
次に現れたのは、
古代インドの十六大国の1つ“マガダ国”(BC682年〜BC185年)。
王子・斑足太子(はんぞくたいし)の妃・華陽が
1000人を斬首するように王子をそそのかしたという。
しかし、耆婆(きば)という人物が、華陽が人ならぬ妖怪であると見破り、金鳳山で採取した薬王樹から作った杖で打つと、その正体・九尾の狐の姿を現し、
北の空へと飛び去ったという。
歴史は常に動いている。