戦国の茶器 五 〜天下統一編〜
黄金の茶器。
上段左から、
大井戸茶碗 筒井筒
千鳥香炉
※石川五右衛門が秀吉の寝所に侵入した時、
この取手の“千鳥”が鳴いて危険を知らせた為に、
石川五右衛門は捕まり、釜茹での刑に処せられた…とか。
楢柴肩衝茶入(ならしばかたつきちゃいれ)
※秀吉臨終に際して家康に授けられたが、
明暦の大火で行方不明に。
下段左から、
黄金天目茶碗
※秀吉の病気平癒祈祷の褒美として醍醐寺に授けられた、天目茶碗と天目台。
木製で軽く出来ているが、
陶器・焼き物の天目の様に釉薬が垂れる様子が金で再現されている。
黄金の茶釜 風炉(ふろ)
※秀吉の黄金の組立式茶室に置かれていた。
大坂夏の陣で焼失。
金瓢箪 金切裂(きんびょうたん きんのきっさき)
※秀吉の旗印・逆さ瓢箪。
軍功を上げる毎に瓢箪を追加したという千成瓢箪(せんなりびょうたん)は、後世に作られた物語か。
