東海道、旧宇頭茶屋村の明治天皇御駐蹕之所から少し西へ進むと、

旧大浜茶屋村に入り永安寺という禅寺の前に。






その門前に、枝を広く延ばした松の木が。



“雲竜の松”と呼ばれているそうだ。




江戸時代前期、ここ大浜茶屋村の庄屋・柴田助太夫は、
村の困窮を理由に
東海道の輸送の為の人馬を用意する“助郷役”(すけごうやく)の免除を願い出たという。

刈谷藩は、柴田助太夫を死罪としたが、助郷免除の願いは叶えられ、それは幕末まで続いたとか。



そんな義民・柴田助太夫の家の跡に建てられたのが、
この永安寺。

雲竜の松は、柴田助太夫の時代からここに在るらしい。


雲竜の松を撮影する人神人(ひとしんど)君と、
その弟子。
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門前には、厄除子安地蔵尊も。


我々は、更に西へ!