鎌倉・葛原岡公園。


日野俊基の墓を正面に見て…





そこから振り返ると、
窪地の中に、真円の花壇が。
                            ↓
                           ↑
これが、高射砲陣地跡。

何の表示も無い、忘れ去られた戦争遺産。

大戦中、太平洋から東京上空へ侵入しようとする米軍爆撃機が、三浦半島上空を通ると予測して築かれた高射砲陣地である。

もっとも、射程距離5000mの高射砲を、いくら山の上に置いたところで、
高度10000mクラスを飛ぶ爆撃機には全く届かなかったそうだが。

で、繰り返しになるが、

ここに配属された兵士が銭洗弁天こと宇賀福神社に参拝し易くする為に、

あの洞窟状の入口が掘られたわけである。

(つまり、あの洞窟状の入口は、大戦前には存在しなかったという事!)




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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