我々の東海道ウォーク、久々に再開!


その前に、

東海道の心残りをクリアしなければ!



というわけで、やって来ました!



“小夜の中山”の途中に在ったものの、
東京の博覧会に出展された後に、あまりの重さの為に、小夜の中山の急坂を引っ張り上げる事が出来ず、
国道一号バイパスの脇に置かれてしまったという、
本物の“夜泣石”!!



階段を上がって行くのは、
いつも、私の番組「歴史のお話」の裏方一切を取り仕切る、実は、名ベーシストの
“人神人(ひとしんど)”君と、その弟子。
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見えてきたのは、本物の“夜泣石”!
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直径は…1mまでは無いぐらいか。




“小夜の中山”のこの大石の傍らで、金品を奪われた上で殺されてしまった妊婦。
ある夜、近くの寺の住職が泣き声に気付いてこの大石までやって来たところ、
虫の息の赤子と、妊婦の遺体を発見。

ど~やら、死んだ妊婦の魂が大石に宿り、泣き声を発して子供の為に助けを求めていた模様。

その子を育てる為に、住職は水飴を与えたという。

やがて成長した子供は、刀の研師となる。

その後、刀を研ぎに出したいという侍が現れ、
その刀の“刃こぼれ”について聞いたところ、
ど~やらその侍は、小夜の中山の大石の傍らで妊婦を斬った事があるという…
すなわち、母の仇!

そして、見事に仇討ちをする、
或いは、侍を赦す、
という、二通りの結末が残されているとか。





夜泣石の背後には、立派な杉の木。
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そして、人神人君の坐禅も。
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そしてこちら、住職が赤子を育てる為に作った水飴と同じ、麦芽糖から作った水飴を更に煮詰めて固形にした、名物・子育飴!
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さぁ、改めて、東海道ウォーク再開!