箱根関所。


大番所という建物の中の面番所。




関所の番士・定番人が詰めていた所。



面番所前の縁側では、『出女(でおんな)』の
取調べが行われていたという。



『出女』というのは、
江戸幕府統制下で、各藩の藩主の正室と嫡男が
人質的な意味合いで常に江戸に留め置かれていたわけだが(反乱防止の為)、
正室が江戸から逃げないようにチェックしていたというもの。


出女の取調べをしていたのは、大抵は定番人の身内の女性だったという。









下図、中央下の大きな建物が大番所。