村社 五所神社。

境内社の“お稲荷さん”…



その脇に、気になる物が。
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これは、不動明王の種字であるところの梵字(古代インドのサンスクリット語の文字)で、
『カン』と書かれた板碑。


鎌倉時代中期の弘長2年(1262年)に造られたという。

元は、材木座の感応寺(修験真言宗 京都三宝院末寺)の境内に建っていたそうだが、
感応寺が廃寺になった際に、五所神社に移されたとか。



これ程の完全体は珍しいそうで、
昭和16年、国の重要美術品となったそうだ。