久々の大雄山 最乗寺。




長い長い階段を…

上って…

着いたのは、奥の院!
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奥の院に祀られているのは、十一面観音。
実は、
この大雄山 最乗寺の開山師・了庵慧明禅師を助けて最乗寺建築に尽力したという
地元の僧・明覚道了は、実は大雄山に古くから住む天狗であったという伝説が。
了庵慧明禅師亡き後は、天狗の姿に戻り、
大雄山 最乗寺の守護神になったとか。
一方、遥か西の彼方、
滋賀県の天台寺門宗総本山・園城寺(おんじょうじ※通称・三井寺・みいでら)には、
境内の勧学院という学問所で修行中だった
“相模坊道了”という僧が、
ある日、天狗に姿を変えて東の空に飛び去ったという伝説が有り、
その天狗になった相模坊道了こそが、
大雄山の明覚道了だという。
(その縁で、今でも最乗寺から三井寺への参拝が毎年行われているとか。)
伝説はこれで終わりではなく、
実は天狗の道了尊、
その正体は十一面観音だったというわけで、
奥の院の本尊が十一面観音となっているそうだ。
この日は奥の院への到着が閉門間近だった為に、
堂内に入って間近で拝む事は
残念ながら出来ず。
帰り道は、またこの階段を…!
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