東海道。




小夜の中山“最大の急坂”を上り、
間もなく最高地点という所で…
島田市と掛川市の境界。
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ようやく最高地点に到達すると、
高野山真言宗・久延寺。
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そのすぐ先には、
“名物・子育飴”という看板を出す
茶屋『扇屋』!
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実はこの辺り、とある“怪談”の舞台。
この先の巨石の傍らで動けなくなった妊婦を、
とある武士が助けようとしたが、
その妊婦が大金を抱えている事を知った武士は
妊婦を殺害して大金を奪って逃げてしまったという。
しかし、腹の中の子は助かり、
鳴き声を聞きつけた久延寺の住職に育てられ、
やがて成長したその子は手に職を付けようと、
“刀鍛冶”の修行へ。
それから暫くしてから、
刀鍛冶修行中の“子”の所に、刀を研ぎたいという武士が客として来るのだが、
その武士こそは、かつて妊婦を殺害し大金を奪った張本人、即ち“仇”である事がわかり、
見事母親の仇を討ったというお話…。
そして、扇屋では、
久延寺の住職が赤児を育てる為に乳代わりに与えていたという水飴を。
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