東海道。

岡部宿界隈唯一の旅館に宿泊した翌日、
更に西へ!



すぐに見えてきたのは、
五智如来公園。
             ↓

公園の奥には、
如来座像が五体。
                 ↓

紅白の前掛けを着けた白っぽく見える座像は、
明治中頃に寄進された物。

その後ろに隠れるように、小さめの黒っぽく見える座像が、
江戸時代前期に寄進された物だという。


1705年、
岡部宿の誓願寺(現在は移転)に、
陸奥・棚倉城から駿河・田中城へと転封になった
内藤豊前守弌信(かずのぶ)の家老
“脇田次郎左衛門正明”が寄進したのが、
後列に隠れるように安置されている小さめの座像。
                                ↓



五智如来…向かって右から、
阿弥陀(あみだ)
釈迦(しゃか)
大日(だいにち)
阿閦(あしゅく)
宝生(ほうしょう)
の、各如来。 


旅の安全を願って、合掌。