東海道。

丸子紅茶の看板から暫く進むと…


かつての雰囲気を遺す木造家屋が建ち並ぶ、
旧・宇津ノ谷村にさしかかる。


やがて、往時は立場茶屋が並んでいたと思しき所へ…。


その奥に、『お羽織屋』という看板のかかる建物が。



秀吉の小田原攻めの際、
ここに立ち寄り、馬用のワラジを求めたところ、
3枚しか用意されず(馬は四つ足)、
秀吉が理由を尋ねると、
“残り1枚はここに置いて勝利祈願をしながら帰りを待ちたい。”
との返事。
それを聞いた秀吉は、小田原北条氏を下した後の帰りにまたここに寄り、羽織を与えたという。




ただ、残念ながら現在はその羽織は一般公開をやめてしまったという。




数年前のテレビの旅番組で、時々見た記憶は有ったのだが、
実際に観る事が出来なくなったのは、
なんとも残念!