鶴見駅前で朝食を摂った我々は、
更に旧東海道を西へ…



国道15号線(第1京浜)と旧東海道が斜めに交錯する辺りに、レトロな駅舎が。
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ここは、JR“鶴見線”の、“国道”駅。

かつてはこの高架下に数々の店舗が在ったようだが、今ではそのほとんどが閉まっている。



昭和初期を舞台にした映画やドラマのロケにも使われた事がある駅だ。



国道駅を過ぎ、更に西へ進むと、
やがて見えてくるのが“道念稲荷”。

神仏習合時代の名残か、赤い鳥居の前には、狛犬やキツネさんではなく、
お地蔵さん。



ここでは、『蛇も蚊も』と呼ばれる“奇祭”が斎行されているという。


江戸時代中期頃、疫病が流行った時に、
萱(かや)で作った巨大な蛇に悪霊を封じ込めて海に流したのが始まりだとか。





そこに、何故“蚊”が入っているのか?
謎だ。




朝日を受けながら、我々は更に西へ…。