船河原築土神社のすぐ前に、こんな物が。

見てのと~り、ポンプ式の井戸なのだが…

実は、史跡・堀兼の井戸、だそうだ。

掘りかねる…即ち、水が出難いという意味合いらしい。
言い伝えによると、
妻と死に別れた男が後妻を迎えたのだが、
後妻は、前妻の子を苛めたという。
やがて、男も後妻と共に実の子を苛めるようになり、ある時、子供に素手で井戸を掘らせるようになったのだが、水は出ず、
子供は死んでしまった…
という。
この話の出所や、真偽の程は一切不明なのだが、
江戸時代以前、この場所が水の出難い場所だった事だけは確かなようだ。
