息栖(いきす)神社の一の鳥居から二の鳥居へと向かった我々…



利根川に面した一の鳥居から一直線、
距離は100m程度か。



こちらは、鹿島神宮程の規模では無いものの、小さいながらも外界とは違う空気が感じられる。



こちらの主祭神は、
岐大神(くなどのおおかみ)。

“くなど”とは、境界線を意味するそうで、
古事記に出てくる日本初の夫婦喧嘩?黄泉の国から腐乱した妻の姿を見て逃げ出したイザナキさんが、追ってくる黄泉の軍勢に対しこれ以上来るな!と言って投げつけた“杖”を神格化した存在だという。



また、相殿には、
タケミカヅチさんが出雲に国譲りを迫る時に高天原から降りてくる為に乗っていたというアメノトリフネさんと、
黄泉の国から逃げおおせたイザナキさんが海で禊をした時に生まれたという
住吉三神(上筒男神・中筒男神・底筒男神※海上・海中・海底の泡の神格化された存在)が祀られている。