『刀』と言えば、
大抵の人は、
時代劇で武士が帯に指している物を思い浮かべる事と思う。

ほんの少し湾曲した、アレだ。

だが、はじめからこのスタイルだった訳では無い。

古くは、古墳時代、刀身に反りは無く、
こんな形状であった。
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因みに、これは鹿島神宮で公開されている物で、
鹿島神宮の主祭神“タケミカズチ”が、
出雲のオオクニヌシを屈服させた時に携えていた神剣
『フツノミタマ』の、レプリカと言われる物。
(オリジナルのフツノミタマは、石上神宮の御神体。)

もっと古い弥生時代には、銅製の両刃の剣が存在したが、これは“刀”ではなく “剣”であるので、別物と捉えるべきか。