当初、島原藩は藩兵100名程を繰り出し、一揆の鎮圧を図ったものの、思いの外難航し、
一時、島原城に戻ったという。

すると、一揆勢は島原城下に押し寄せ、火を放ったのである。
翌日には、一揆勢は手の付けられない程に膨れ上がり、島原藩は籠城する事になってしまった。

事はこれだけに止まらず、肥後国・天草でも一揆が起こってしまう。

これは、日本史上、類を見ない大規模な反乱へと向かう前兆であった…。


歴史は常に動いている。