琵琶湖を渡る舟で、塚原卜伝は
無手勝流を名乗る落合庄右衛門という男と乗り合わせた。
舟の上で落合庄右衛門が卜伝に挑戦したいと言い出したのは、至って自然の流れであったに違いない。
琵琶湖上に浮かぶ小島に上陸して勝負しようという事になり、
島に舟が近付くと、早々と落合庄右衛門は水中に飛び降り、
波音を立てながら浜に向かって歩き始めたという。
それを見た卜伝、
なんと船頭にそのまま舟を出すように促したのである。
憐れ、落合庄右衛門は小島に取り残されてしまったそうだ。
卜伝が無用な争いを避けようとしたエピソードである。
因みにこの落合庄右衛門、蒲生(現在の埼玉県)まで卜伝を追って来た挙げ句、
一刀の下に斬り倒されてしまったのだとか。
歴史は常に動いている。
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無手勝流を名乗る落合庄右衛門という男と乗り合わせた。
舟の上で落合庄右衛門が卜伝に挑戦したいと言い出したのは、至って自然の流れであったに違いない。
琵琶湖上に浮かぶ小島に上陸して勝負しようという事になり、
島に舟が近付くと、早々と落合庄右衛門は水中に飛び降り、
波音を立てながら浜に向かって歩き始めたという。
それを見た卜伝、
なんと船頭にそのまま舟を出すように促したのである。
憐れ、落合庄右衛門は小島に取り残されてしまったそうだ。
卜伝が無用な争いを避けようとしたエピソードである。
因みにこの落合庄右衛門、蒲生(現在の埼玉県)まで卜伝を追って来た挙げ句、
一刀の下に斬り倒されてしまったのだとか。
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