永正元年(1504年)1月、
塚原高幹は、修行の旅に出発したという。

この頃には、鹿島氏の同族や周辺の勢力との小競り合いも始まっていたようだが、
その喧騒から離れるように、高幹は京を目指したようだ。

約一年後、京の清水寺で高幹の真剣勝負が有ったと伝わっている。

詳細までは判らぬが、清水寺付近で侍に何か咎められていた女性を助けようとしたところ、互いに刀を抜く事になってしまったらしい。

この時、高幹は全力で相手を倒したのであろう。

それがまた、塚原高幹の新たな転機となるのである。


歴史は常に動いている。



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