荏柄天神社さて…第3回鎌倉ツアーの続きを。大江広元や島津忠久の墓所の後に向かったのは…荏柄天神社。この場所は、かつて落雷があり、人ならぬ“者”が顕れた事があったのだとか。近辺の住人は、これはかつて都で“怨霊”と騒がれた“天神”菅原道真に違いないと考え、社を建てて奉ったという。これを聞いた源頼朝は、鎌倉幕府政庁の鬼門(北東)の方向に在るこの社の御祭神・菅原道真を、鎌倉幕府の守護神として、崇敬するようになったそうだ。