首塚!奥へ進むと見えて来るのが、これ。更に近付いてみると…これが、“平将門の首塚”とされている物である。京都で晒されていた将門の首が、胴体を求めて関東に飛び、力尽きてここに落ちた。その場所が、夜な夜な妖しい光や唸り声を発すると言うので、地元の人々が建てた供養塔だという。しかし、それでも怪異が治まらず、時宗の僧・真教上人が“蓮阿弥陀仏”の法号を書いた石板を、この供養塔の前に建て供養したところ、遂に将門の霊は鎮まり、この地の守護神になったという。