さて、御陵衛士から新撰組に唯一復隊したのが
斎藤一
である。
明治維新後には、斎藤一が近藤の密命を受けて御陵衛士に潜入した、
所謂“スパイ”だったという噂は立っていた。
しかし、明治維新後まで生き残った元・御陵衛士
“阿部十郎”
は、まるで違う一面を語っている。
曰く、
“斎藤は決してスパイではない。
斎藤は剣術をよく遣うだけの人物で、近藤の傍にいた。
実はこの男は女に弱く、祇園の芸者にハマッてしまい、伊東の金50両を使い込んでしまった為に高台寺(御陵衛士の本拠地)に帰れなくなり、やむなく近藤の所に走った。”
といった具合である。
こちらの説が全く世に広まっていないのはまた不思議な事である。
歴史は常に動いている。
斎藤一
である。
明治維新後には、斎藤一が近藤の密命を受けて御陵衛士に潜入した、
所謂“スパイ”だったという噂は立っていた。
しかし、明治維新後まで生き残った元・御陵衛士
“阿部十郎”
は、まるで違う一面を語っている。
曰く、
“斎藤は決してスパイではない。
斎藤は剣術をよく遣うだけの人物で、近藤の傍にいた。
実はこの男は女に弱く、祇園の芸者にハマッてしまい、伊東の金50両を使い込んでしまった為に高台寺(御陵衛士の本拠地)に帰れなくなり、やむなく近藤の所に走った。”
といった具合である。
こちらの説が全く世に広まっていないのはまた不思議な事である。
歴史は常に動いている。