鑑真は、日本における“律宗”の開祖となる。

当時の日本には、この律宗以外に五宗が存在し、
“南都六宗”
と呼ばれるようになる。
(『南都』とは、奈良・平城京を意味する。)

・律宗
・華厳宗
・三論宗
・成実宗
・法相宗
・倶舎宗

当時の仏教宗派は現代と違い、宗教と言うよりも、お互いに学び合う学問であり、東大寺を中心に交流していたという。

寺院は現在の大学の様な趣を備えた施設でもあったらしい。


歴史は常に動いている。