1258年、エルブール山脈の暗殺教団を全滅させたフラグ率いるモンゴル軍は、ついにバグダードまで侵攻した。
当時のアッパース朝の指導者・ムスターシムは徹底抗戦したが、破竹の勢いで攻めて来たモンゴル軍の敵ではなく、同年中に敗北したという。
この敗北により、約500年続いたアッパース朝ペルシアは、その歴史の幕を閉じた。
この勢いのまま、フラグ率いるモンゴル軍はチグリス川を越え、現在のシリア方面へ向かったらしい。
イスラム勢力は次々に降伏し、ついには現在のエジプトに栄えていたマムルーク朝以外のイスラム勢力は全て陥落してしまったとか。
この時、イスラム勢力に圧迫され、エルサレムの奪還すらままならなかった十字軍を擁するキリスト教勢力は、敵対するイスラム勢力を次々と敗るモンゴル軍を、黄金の河が流れる伝説の東方のキリスト教国の主“プレスター・ジョン”だと、本気で信じていた時期があるらしい。
これもまた、現代ではオカルト本ネタでしかない話なのだが…。
歴史は常に動いている。
当時のアッパース朝の指導者・ムスターシムは徹底抗戦したが、破竹の勢いで攻めて来たモンゴル軍の敵ではなく、同年中に敗北したという。
この敗北により、約500年続いたアッパース朝ペルシアは、その歴史の幕を閉じた。
この勢いのまま、フラグ率いるモンゴル軍はチグリス川を越え、現在のシリア方面へ向かったらしい。
イスラム勢力は次々に降伏し、ついには現在のエジプトに栄えていたマムルーク朝以外のイスラム勢力は全て陥落してしまったとか。
この時、イスラム勢力に圧迫され、エルサレムの奪還すらままならなかった十字軍を擁するキリスト教勢力は、敵対するイスラム勢力を次々と敗るモンゴル軍を、黄金の河が流れる伝説の東方のキリスト教国の主“プレスター・ジョン”だと、本気で信じていた時期があるらしい。
これもまた、現代ではオカルト本ネタでしかない話なのだが…。
歴史は常に動いている。