源頼朝亡き後、日本国内で鎌倉幕府御家人による権力闘争が激化していた頃、アジア内陸部の遊牧民の中に、テムジンという英雄が現れていた。

モンゴル諸部族を統一したテムジンは、1206年、
モンゴル帝国を建国し、“チンギス・ハン”と称した。

因みに、“~ハン”というのは、大王を意味するそうだ。

モンゴル帝国建国の頃、日本では鎌倉幕府三代将軍・実朝の周辺で、北条時政・政子親子が対立し、時政が政治の第一線から姿を消していた…。


歴史は常に動いている。