梶原景時が二代将軍頼家に
『結城朝光に謀反の疑い有り。』
と、耳打ちした事を知った朝光は慌てた。

当然だろう。相手は、先代・頼朝の命の恩人であり、頼朝第一の郎党とされた梶原景時なのだから。

朝光は周囲に相談し、結果、梶原景時に不満を持つ者を集め、景時排斥を画策する事となったらしい。

頼朝の威を借る景時に不満を持っていた者は多く、すぐに景時を糾弾する66名もの署名が集まったという。


歴史は常に動いている。