剣術家?曹洞宗大本山總持寺の広大な墓地内にそびえ立つ、神刀流開祖日比野雷風という人物の墓が。幕末の剣術家で、他にも居合、柔術その他、総合的に指導していたという。明治維新後には、料金を取って剣術を興行として見せる“撃剣会”にも参加していたとか。かく言う私も、古式居合『抜刀術』の世界をほんの少し学んだハシクレとして、そのルーツについて考えてみたい。歴史は常に動いている。