理由は解らないが起こってしまった、“江戸城松の大廊下”での刃傷沙汰。
浅野家は即日切腹~赤穂潘取り潰し。
吉良家は松の大廊下の刃傷沙汰ではお咎め無しだったにもかかわらず、赤穂浪士の討ち入りを受けた後には、吉良義央から家督を譲られていた息子が
『父親を護れなかった不忠者』
として幽閉~軟禁、そしてその僅か三年後に病死。
結果、御家断絶。
結果的に、得をしたのは誰か?
と考えると、それは…
江戸幕府?
幕府は常に豊かな土地を持つ潘を改易処分とし、天領(幕府直轄地)を増やす事を考えていたという。
初代家康の頃より、言い掛かりや難癖としか思えない理由で取り潰しとなった多数の大名家があるのは事実だ。
元禄の世、五代将軍綱吉の時代、あの“生類憐れみの令”によって、現在のJR中野駅を中心とした約1Km四方の広大な土地に“犬屋敷”を作り、野良犬を可能な限り保護し、そのエサ代だけでも莫大な財源が必要となっていた。
その財政難を少しでも解消する為にも、“赤穂の塩”利権がターゲットにされた可能性は否定出来ないだろう。
狙い通り、赤穂の塩の利権は見事に幕府の物となった。
ただし、この説にはどうしても解決出来ない問題が残ったままである。
たとえ幕府が画策した事件だったとしても、
『“どうやって”あの場所で浅野長矩が吉良義央に斬り掛かる様に仕向ける事ができたのか?』
薬物を使っての洗脳?
はたまた妖術?
物的証拠は何も無い…
大目付調書ですら将軍家にとって都合の悪い記録は削除されているかも知れないのだ。
幕府の公式記録以外の物が出て来ない限り、やはり真相は不明のままだが、これからもこの事件の裏を追ってみたい。
歴史は常に動いている。
浅野家は即日切腹~赤穂潘取り潰し。
吉良家は松の大廊下の刃傷沙汰ではお咎め無しだったにもかかわらず、赤穂浪士の討ち入りを受けた後には、吉良義央から家督を譲られていた息子が
『父親を護れなかった不忠者』
として幽閉~軟禁、そしてその僅か三年後に病死。
結果、御家断絶。
結果的に、得をしたのは誰か?
と考えると、それは…
江戸幕府?
幕府は常に豊かな土地を持つ潘を改易処分とし、天領(幕府直轄地)を増やす事を考えていたという。
初代家康の頃より、言い掛かりや難癖としか思えない理由で取り潰しとなった多数の大名家があるのは事実だ。
元禄の世、五代将軍綱吉の時代、あの“生類憐れみの令”によって、現在のJR中野駅を中心とした約1Km四方の広大な土地に“犬屋敷”を作り、野良犬を可能な限り保護し、そのエサ代だけでも莫大な財源が必要となっていた。
その財政難を少しでも解消する為にも、“赤穂の塩”利権がターゲットにされた可能性は否定出来ないだろう。
狙い通り、赤穂の塩の利権は見事に幕府の物となった。
ただし、この説にはどうしても解決出来ない問題が残ったままである。
たとえ幕府が画策した事件だったとしても、
『“どうやって”あの場所で浅野長矩が吉良義央に斬り掛かる様に仕向ける事ができたのか?』
薬物を使っての洗脳?
はたまた妖術?
物的証拠は何も無い…
大目付調書ですら将軍家にとって都合の悪い記録は削除されているかも知れないのだ。
幕府の公式記録以外の物が出て来ない限り、やはり真相は不明のままだが、これからもこの事件の裏を追ってみたい。
歴史は常に動いている。