

箱根湯本駅前から国道1号線を少し登ると、旭橋のたもとにある日帰り温泉“和泉”。
かつては旅館だった様だが、今は日帰りに力を入れている模様。
ここの温泉、サブタイトルに“北条早雲足洗の湯”と付いている。
戦国時代、関東の覇者となった後北条氏の初代、早雲が自軍の将兵を連れて労をねぎらいつつ、湯治気分に浸っていたとか。
因みにここの源泉自体は、738年に発見されたそうだが、戦国の世が終わり天下太平となってからは、徳川幕府に献上する為に江戸まで運ばれていたと言う。
日本人は私も含め、今も昔も温泉が好きらしい。
歴史は常に動いている。