歴史…

と、単純に教えられている物は、すべからく『勝者』の歴史である。
クーデター、反乱、政変等々、日本にも数多くの転換期があったはずである。
そして、勝ち残った者が後の世に歴史を残して行く事ができるのだ。
それに対して、敗者には敗者の言い分があったであろうが、ほとんど伝えられる事が無い。

これは神話の世界から、現実の世界に到るまで、かなりの確率で行われて来たと言えよう。

出雲の国譲りしかり、神武東征しかり、蝦夷平定もまたしかり…。

勝った側は征討・征伐とか平定と言う言葉を使うが、負けた側には征伐される理由が見当たらず、侵略されたに等しいという場合が多いとか…。


歴史は常に動いている。