古来、日本へは中国大陸から朝鮮半島を経て文化の流入があったと言われている。

世界の四大文明の一つ、中国北方の黄河文明がその大きな文化流入の発祥元とされていたが、最近の発掘調査によれば、中国南部の長江文明の存在が明らかになってきたと聞く。

長江文明は黄河文明よりも古いとされ、朝鮮半島や日本列島に伝わった稲作は、この長江文明が源流ではないかという説も出てきた。

また、長江上流域の四川盆地では、新石器時代の都市とも呼べる巨大遺構が複数発見されているそうで、四川文明とも呼べる古代都市が明らかになりつつあるそうだ。

今後の発掘調査を興味深く見て行きたい。


歴史は常に動いている。