『ALLEYEZONME』

最近日本のHIPHOPシーンで様々なBEEFが勃発してて、SNSやYOUTUBEなどで話題になっていますが、1990年代のアメリカでもHIPHOP界を東西に分断した深刻な対立がありました。

ニューヨークを中心とした東海岸 vs ロサンゼルスを中心とした西海岸。

アーティスト同士のBEEFから発展したこの抗争はアメリカ全土を巻き込んだ問題へと発展。

NOTORIOUS B.I.G.とTUPACという、それぞれのシーンの先頭に立っていた二人が死亡するという最悪の結末で事態は収束に向かいます。

そういえばつい最近、TUPACをラスベガスで射殺した犯人が逮捕され、かなり話題になってました。

この東西抗争に関しては様々なドキュメンタリー映画や書籍などで詳しく知れるので、興味のある方はチェックしてみてください。

しかし本当の殺し合いに発展してしまう銃社会のアメリカ、恐ろしすぎます。

そんな東西抗争の発端になった1994年ニューヨークでのTUPAC銃撃事件の直後、病院に搬送される際に撮られたTUPACの写真をフューチャしたACAPULCO GOLDの新作Tシャツを紹介します。

なんせこの写真にインパクトがありすぎる。

この状況でカメラに向かって中指を立てるTUPACのメンタルには恐怖を感じます。

でも正直カッコイイ。

BEEFの際にTUPACがBIGGIEに向けたディスソングがこれ

背景は置いておいて、曲としてめちゃカッコいい。

BIGGIEにしてもTUPACにしても失われた才能が勿体無さ過ぎますよね。

HIPHOPのBEEFは外野である我々にとって、それもエンターテインメントととして楽しんでる部分はみんなあると思うけど、殺し合いまでいかない程度にほどほどにしてほしいす。

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