sylla⑥ | 格闘人生

格闘人生

第8代新日本キックボクシング協会フェザー級王者
第46回内閣総理大臣杯日本プロスポーツ大賞功労賞受賞


1987年日本のキックボクシング団体はタイ・オランダ・フランス・イギリス・アメリカ・メキシコ等の海外選手を呼んで国際戦を行っていた、日本人がことごとく敗れ、日本人最後の砦と期待された斉藤京二さんが対戦したのは、サバット(フランスの国技)の王者で、当時フランスの英雄であった 「リシャール・シーラ」との一戦。
その頃シーラは数年負け知らずで、パンチ・キックどれをとってもスピード・威力満点で、前半ダウンを奪われ、超満員の後楽園ホールの観客は斉藤京二さんが倒されるのも時間の問題か?日本全滅・・・と徐々にあきらめムードが広まり、斉藤京二さんが攻撃を受けるたびにため息にもにた歓声が聞こえ始めた6R(6Rだったとおもう、 この試合はWKAルール2分12Rであった)、勝負を捨てることなく勝ちを信じて打ち続けた斉藤京二さんの起死回生の必殺左フックが炸裂!この一発でシーラはフラフラになり後退、勝負とみた斉藤さんが一気に攻め込み、最後はパンチ・ロー連打からストレートで ダウンを奪いレフェリーがストップ!斉藤さんが勝利


その10年後、1997年サバットを広める為に来日したリシャールシーラは斉藤京二さんと再会…

その26年後にサバットを広めるためにリシャールシーラの息子Wenceslas・syllaが来日して斉藤京二さんと会いたいとのことで斉藤さんのジムに連れていきオンラインでシーラと斉藤さんが再会…


時を超え激闘を繰り広げた選手同士がオンラインで近況報告、そして息子も斉藤さんにお会い出来て素晴らしい出会いに携われたことに感動

来年はリシャールシーラも息子と一緒に来日するとのこと…