湯たんぽ | 嵐にまみれて ~嵐妄想小説~

嵐にまみれて ~嵐妄想小説~

にのあい 磁石 末ズ 大宮 LOVE♡
いつでもニノちゃんが主役♡
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嵐妄想BLです

AreyouHappy?のMaking観てたら
なんか書きたくなりました
もうすぐですね
ドキドキ

ラブラブ










「お疲れっした!」 


Jの声でスタジオの緊張が弾けた 

初日まで あと10日 

まだまだコーナーごとの秒単位の調整 
Jr.を交えて振りの精度を上げるべく
踊り込み 

やることは山のようにある


リハは終了してもJは
そのまま演出スタッフ達と打ち合わせに突入 
ホントに頭が下がる 



でも俺は今日はもうお終い!
お終いお終い!!

さーてと「相葉さん かえろー!」
振り向かず出口に向かう


……あれ?
相葉さんがついてこない


「相葉さん?」


「あー ニノちゃん
今日は先に帰って」


「なんでよ?」


「おれ もちょっと自主トレしてく」


「お、相葉くん俺も付き合う」


翔さんが汗を拭き拭き
相葉さんの横に並んだ


むー… 
別にね 別にいいですよ


ガキじゃねーんだから
一緒にお手々つないで
帰りたいわけじゃないからね


「あそ じゃーねー」


背中越しヒラヒラと手を振って
マネと駐車場に向かう


休むことも仕事の1つ

「ねぇ マッサージ行こうかな」


「先生のとこ20時までですよ」


「何時?」


「もう21時回ってます」


「わーった 帰る」


「今日は ちゃんと寝て下さいよ」


「…あぁ」


「ゲームばっかやっちゃダメですよ」


「うっせーな 
わかったよかーちゃん」





部屋に帰って 
風呂にお湯を貼る 

最近の風呂は
あっという間に溜まるね


着てた物を洗濯機に放り込み
ザッとシャワーで汗を流して
風呂に浸かった





指先がフニャフニャになるまで
お風呂で温まって

ドライヤー係が帰ってこないから
自分で渇かして


ご飯係が帰ってこないから
サバ缶を開けてビールのアテにする


時計を見たら日付が変わりそうだ

何やてんだあいつはぁ!!

今日はベットの真ん中で寝てやる!
 
だけどもうちょっと
せっかくだからこの映画
最後まで観てから寝よ 


決して待ってるわけじゃない








「にーの にのちゃん 
こんなとこで寝てたら風邪引くぞ」


「んー…」ん?

「あれ 相葉さんお帰り」


「ごめんね 待っててくれたの?」


「ばーか うぬぼれんな
俺は映画観てて寝ちゃったんだよ」


「そっか ほらベット行きな」


「相葉さんは?」


「そんな顔しないで
お風呂上がったら直ぐ行くよ」

頭をグシグシ撫でられた


「別に待ってねーし」
手を払いのける


「はいはい ほらもう寝てろ」


「…うん」



相葉さんの気配が家の中にあると
やっぱり安心する
本人にはぜってぇー言わないけど



ゴソゴソ潜り込んだベットは冷たくて
足の先がヒンヤリする
俺の湯たんぽ早く来ないかな


「早くしろー 足が冷えてんだよ!」
風呂に入ってる相葉さんには
聞こえないと知ってて
叫んでみた


俺のあんよ
もうちょっと待ってろよ


ホッカホカがもうすぐ
俺を抱きこんで暖めてくれるから





早く湯たんぽ来ないかな