もう6年も前になります(笑)

このブログで日常の雀荘での様々な出来事を書き始た。
当時、まぁ色んな方がおり、毎日楽しく麻雀をしていた。

ブログの事を忘れていたワケではなく、今でも当時読ませて頂いていたブログはなるべく読ませて頂いている。
場代チャラさんのブログなんて、更新されるのが楽しみで楽しみで仕方ない。



で、あれから・・


と言うと、麻雀自体は相変わらずほぼ毎日楽しんでます(笑)


実は、当時『ホーム』と呼んでいた雀荘ではプチ事件があった。
お店の経営者が突如脳梗塞を患い、お店をやむ無く閉店。

当初は従業員に任せ、営業も継続。
しかしながら、個人経営の弱点(?)で、どうやら売上をチョロまかした輩がおり、経営者も泣く泣く閉店を余儀なくされた。

当時、ネコババの当事者ではない仲の良かったメンバーさん2人には、某店を紹介し、今でもそちらでメンバーさんをやっている(のだと思う)。



さぁ困ったのは私。


いつも行く『ホーム』があるからこそ様々な話題もあったが、『アウェイ』ばかりで話題と言っても、なかなかしょっちゅう特徴的な方にも出会えない(笑)

・・って、人間観察をしに雀荘に言っているワケではありません(笑)



また、仕事の事情で自宅の引っ越し等もあり、近隣で新たな『ホーム』を探るべく、様々な雀荘へ足を運んでみた。





『◯◯さん(私)、東天紅打たない?』



とある『ホーム』となり得そうな雀荘のお客さんからこっそり誘われた。
今から約4年前の事である。


何でも興味を持つ私でも

『東天紅は危険』

というのは知っていた。
何せ以前、初めて打った時に、5時間で諭吉さまが40人程お亡くなりになられた(つまり時速8人)経験があり、その時、『これは見てはいけない・入ってはいけない世界だ』と思ったからである。


当然、お断りしたが・・



今となっては殆ど毎回東天紅(笑)

そんな東天紅の魅力を伝えつつ(たまに四麻)、密かに復活させようと思った。
オリンピックに加え、お祭り・花火大会などが各地で開催され、今年も夏が過ぎていくと感じる本日の打荘数=8。

夏といえば何を連想されるだろうか?
暑い・海・かき氷・祭りなど、人によって様々であろう。
御輿を担ぎ、セイヤ!と力一杯楽しむのも良いし、見て楽しむのも良い。
また、海やレジャー施設で楽しむのも最高である。

お祭りと言えば、現在開催されている青森の『ねぶた祭り』が大好きだ。
リズムの良い太鼓に、非常に迫力のあるねぶたは、とても見応えがあり、十分楽しめる。
お祭り=参加型の私(笑)は、『らっせら~らっせら~』と、『跳人(はねと)』に変身して参加させて頂いた事があり、あの楽しさは一生忘れられない。
非常に遠方であり、今年は観に行けなかったのは残念だが、少し長めの休みを取ってでも一度は見に行く価値が絶対にあるオススメのお祭りである。


さて、本日は早朝から海へと足を運んだ。
私の数少ない趣味(笑)である『ダイビング』をする為、千葉県の房総半島某所へ。
私は、房総の海が大好きで釣りにもよく出かけるが、潜って海の中を楽しむのはやはり気持ちが良い。
釣り糸を垂らしてもなかなか釣る事が出来ない魚にも、潜ってみると意外にも簡単に遭遇出来る。

せっかく潜ったので、同行者に何か獲物をと思い、探していると、タコを発見した。
貝類は漁協の方々が養殖しているものである為、勝手に捕獲出来ないが、タコなら良いだろう。

海をあがり、タコをブツ切りにし、そのまま鍋へ。
タコのスミで鍋の中は真っ黒だが、これが良いダシとなってタコの旨味が増す。
同行者は、初めて食すタコの食べ方にとても感動したらしく、あっと言う間に綺麗に無くなってしまった。
自然の恵みを自然に近いまま美味しく頂く、『ワイルドだぜぇ~?(笑)』という生活もたまには良いと改めて感じる事が出来た。


夕刻前には地元に戻り、スーツを洗い、さて今日はゆっくり休むかとくつろごうとして携帯を見ると、気付かないうちに留守電が入っている。
誰かと思えば『0.5ホーム』のメンバーさんである。

「今日、お待ちしてま~す ブチッ」

ん?今日は行く約束をしていないハズだが・・と思いながら電話をかけると、どうやらお客さんが少なく、暇なので電話をしてきたらしい(笑)。
私はこのお店の裏メンバーではないんですけど(笑)。
疲れているので乗り気ではなかったが、少し顔を出すと『0.5ホーム』へ。


入店すると、確かに少ない。
恐らく、お祭りやオリンピック男子サッカーの影響もあるのだろう。
体力が続くまでの短時間という約束をして卓につく。

同卓者は、メンバーさん1名と初顔合わせの若者2名。
東1局、起家スタート・ドラ5の私の配牌は、オバケである。

赤五五五九③④赤⑤⑤⑥赤55788

トランプで言えば、『ちゃんと切ったの!?』と言いたくなるような、とてつもない手である。
3巡目には

赤五五五③④赤⑤⑤⑥赤555788

打7でテンパイ・出あがりでも18000の手となった。

いつもなら迷わずリーチしてしまう所だが、祝儀比率2000点であるし、疲れているし、メンバーさん以外は初顔合わせであるし、ダマにした。
水面下を潜伏し、獲物を狙う、まるで本日の私の行動である(笑)。


12巡目、ここまで来たらいいや!とリーチした私は、最後の18巡目にツモ!

赤五五五赤⑤⑤⑤⑥⑥赤55588

ツモ8


最初の形のまま、リーチをしていたらツモアガれていなかった形も、潜伏した事でこんな手になってしまった。
嬉しいような、申し訳ないような気持ちのまま、いきなりラストである。


卓割れが確定した最後の8半荘目のオーラス・ドラ九。

下家-5700
対面-36100
上家-36700
私 -21500

下家メンバーさんはやる事がなく、対面(親)と上家のお客さん2人のアガリ競争である。
2人とも積極的に仕掛け、8巡目には両者煮詰まった状況で、静かにしていた私の手。

二三七八九九九①②③123

普段、三度の飯より赤が好きな私が狙う事は滅多にない純チャン三色でテンパイした。
リーチしてツモれば無条件2着確定、高めなら文句なしのトップである。
普段なら・・やはりリーチしてしまうのであるが、またもや潜伏(笑)。
対面・上家がタンヤオ系なので、一がこぼれやすいだろうとダマにした。

すると、2巡後、下家が打四。これはアガれない。
その同巡で上家に一をツモ切られ、これもアガれない。

次巡、またもや下家が打四、対面が一をツモ切り(笑)。
あっという間に高めの一が残り1牌となってしまった。
ダマの高め狙いは、これがあるから好きになれない。
ので、そのままリーチを打った。

一発目、ツモ四(笑)。
リーチした以上、安めツモでもあがるつもりだったので、ツモと宣言した。


潜伏が無かったら、トップを取れていただろうか?
裏をめくると、そこに一がいた(笑)。
裏に潜伏していた一が、私にトップをもたらせたのである。

『結果勝ち』の、自分のスタイルでの勝ち方ではないのが反省だが、たまには『潜伏』も良いかもしれない(笑)。
相変わらずの暑さの中、雲一つ無い真っ青な空が気持ち良く感じた本日の打荘数=10。

ここ数日、相変わらず毎日『ホーム』にて麻雀を打っており、早めに切り上げて早朝までオリンピック観戦をしている。
睡眠は3時間程度だが、眠気や疲れに負けず、日々の生活を守り続けている。
本日も、頃合いにはラス半コールをしたが、この時期でなければ最低でも翌1~2時まで打つ私が、21~22時には帰ろうとする為、メンバーさんからブーイングを浴びてしまう(笑)。
ブーブー言われると自分がブタではないか?と勘違いしてしまうので、どうかヤメて欲しいものである(笑)。


さて、早く帰ると言えば・・
以前、このブログで紹介した、酒好きでツケを私のカードで支払わせた先輩の話。
毎日読んで頂いている有り難い読者様から、この先輩の再登場を楽しみにしているとコメントを頂き、大昔のこんな出来事を思い出した。


当時、社内の同僚達としばしばセットで麻雀を打つ事があった。
私がまだ入社数年の時期、この先輩や上司と卓を囲んでいた為、正直言ってあまり勝ちすぎる事も出来ず、負けすぎる事も出来ない、いわゆる『社内接待麻雀』である(笑)。

一度だけ、そういう感情を一切捨て、本気で打った事があった。
フリーどころか、年間十数回しか麻雀を打たない方々を相手に、既にフリーでバリバリ打っていた私が、あらゆる手段を使って打ったところ、私1人でかなりの浮きとなってしまった。
その際の勝ち金は、半ば想定通りであったが、完全踏み倒しである(笑)。

結局、勝ちすぎない・負けすぎない、人数合わせに撤するしかなく、美味しいカツ丼のみがセット麻雀の楽しみであった。


ある日、セットのメンバーが5人となった。
1人の先輩が遅れてしまう、との事だったので、急遽この、酒好きの先輩が入ったのである。
とても信じられないが、役を一切知らない・複雑な待ちは解らない、完全にドンジャラ級(笑)。
テンパイしたらとりあえずリーチをし、ツモならあがるという、完全初心者である。
こんな初心者を誘う方も誘う方だが、とりあえず本人は割カンでビールが飲めればそれで良いらしく(笑)、誘われれば付き合い、負けたら得意のツケで毎回誤魔化していた(笑)。


その日2半荘目の開始直後。
当初打つ予定であった別の先輩が到着。
ちょうど始まったばかりで、この酒好きの先輩とすぐには交替せず、後ろからアドバイスする形で始まった。

開始早々の1打目、横から手を出していきなり赤5である。
すると、

『何やってんだよ~!』

と酒好きの先輩。
いくら役を知らなくても、赤がドラで、点数が高くなる事は知っている(笑)。

「良いから黙ってろよ!」

後から来た先輩である。


2打目、ドラの打四。
いきなりドラ2連発である。

『な~にやってんだよ!グチャグチャにするなよ!』

「うるせ~な!良いから黙ってろよ!」


3打目・4打目は、

「右から2つ目!」
「一番左!」

と、打つ牌を指定するだけであったが、

『なんだよ~こんなんじゃ勝てねえよ』
『何この手?グチャグチャじゃねえか!』


そんな事をブツブツ言っていれば、何を狙ってるかすぐに解ってしまう(笑)。
念のために慎重に、なんて考えていたのも束の間。


「それ!アガリアガリ!ロン!」

『はぁ?何でこれであがりなの!?』

「良いから倒せよ!」


何と、6巡目に親の国士無双である(笑)。
私の上家の上司から直撃となり、一撃終了となったが、当の本人は何が起こっているか全く解っていない。

全員ヤキトリでチップ+3枚・飛ばしのチップ+3枚・役満祝儀で5000円・素点で+9300円。
合計17300円の収入である(笑)。

それを知った瞬間、

『何だこれ!こんな手あるのかよ!』
『よし、これでフィリピンパブに飲みに行ける!』

そう言って半荘2回で一度精算し、15000円弱を手にした瞬間、ものすごいスピードで帰ってしまった(笑)。


翌日、青い顔をしたまま出社したこの先輩。
昨夜は楽しかったですか?と尋ねると

『あれから気分が良すぎて、勝った金でフルーツだの頼んでたらさ、結局お金が足りなくなっちゃったよ。免許証渡してツケ(笑)。ヤんなっちゃったよ~』


最高の反面教師である(笑)。