相変わらずの暑さの中、雲一つ無い真っ青な空が気持ち良く感じた本日の打荘数=10。

ここ数日、相変わらず毎日『ホーム』にて麻雀を打っており、早めに切り上げて早朝までオリンピック観戦をしている。
睡眠は3時間程度だが、眠気や疲れに負けず、日々の生活を守り続けている。
本日も、頃合いにはラス半コールをしたが、この時期でなければ最低でも翌1~2時まで打つ私が、21~22時には帰ろうとする為、メンバーさんからブーイングを浴びてしまう(笑)。
ブーブー言われると自分がブタではないか?と勘違いしてしまうので、どうかヤメて欲しいものである(笑)。


さて、早く帰ると言えば・・
以前、このブログで紹介した、酒好きでツケを私のカードで支払わせた先輩の話。
毎日読んで頂いている有り難い読者様から、この先輩の再登場を楽しみにしているとコメントを頂き、大昔のこんな出来事を思い出した。


当時、社内の同僚達としばしばセットで麻雀を打つ事があった。
私がまだ入社数年の時期、この先輩や上司と卓を囲んでいた為、正直言ってあまり勝ちすぎる事も出来ず、負けすぎる事も出来ない、いわゆる『社内接待麻雀』である(笑)。

一度だけ、そういう感情を一切捨て、本気で打った事があった。
フリーどころか、年間十数回しか麻雀を打たない方々を相手に、既にフリーでバリバリ打っていた私が、あらゆる手段を使って打ったところ、私1人でかなりの浮きとなってしまった。
その際の勝ち金は、半ば想定通りであったが、完全踏み倒しである(笑)。

結局、勝ちすぎない・負けすぎない、人数合わせに撤するしかなく、美味しいカツ丼のみがセット麻雀の楽しみであった。


ある日、セットのメンバーが5人となった。
1人の先輩が遅れてしまう、との事だったので、急遽この、酒好きの先輩が入ったのである。
とても信じられないが、役を一切知らない・複雑な待ちは解らない、完全にドンジャラ級(笑)。
テンパイしたらとりあえずリーチをし、ツモならあがるという、完全初心者である。
こんな初心者を誘う方も誘う方だが、とりあえず本人は割カンでビールが飲めればそれで良いらしく(笑)、誘われれば付き合い、負けたら得意のツケで毎回誤魔化していた(笑)。


その日2半荘目の開始直後。
当初打つ予定であった別の先輩が到着。
ちょうど始まったばかりで、この酒好きの先輩とすぐには交替せず、後ろからアドバイスする形で始まった。

開始早々の1打目、横から手を出していきなり赤5である。
すると、

『何やってんだよ~!』

と酒好きの先輩。
いくら役を知らなくても、赤がドラで、点数が高くなる事は知っている(笑)。

「良いから黙ってろよ!」

後から来た先輩である。


2打目、ドラの打四。
いきなりドラ2連発である。

『な~にやってんだよ!グチャグチャにするなよ!』

「うるせ~な!良いから黙ってろよ!」


3打目・4打目は、

「右から2つ目!」
「一番左!」

と、打つ牌を指定するだけであったが、

『なんだよ~こんなんじゃ勝てねえよ』
『何この手?グチャグチャじゃねえか!』


そんな事をブツブツ言っていれば、何を狙ってるかすぐに解ってしまう(笑)。
念のために慎重に、なんて考えていたのも束の間。


「それ!アガリアガリ!ロン!」

『はぁ?何でこれであがりなの!?』

「良いから倒せよ!」


何と、6巡目に親の国士無双である(笑)。
私の上家の上司から直撃となり、一撃終了となったが、当の本人は何が起こっているか全く解っていない。

全員ヤキトリでチップ+3枚・飛ばしのチップ+3枚・役満祝儀で5000円・素点で+9300円。
合計17300円の収入である(笑)。

それを知った瞬間、

『何だこれ!こんな手あるのかよ!』
『よし、これでフィリピンパブに飲みに行ける!』

そう言って半荘2回で一度精算し、15000円弱を手にした瞬間、ものすごいスピードで帰ってしまった(笑)。


翌日、青い顔をしたまま出社したこの先輩。
昨夜は楽しかったですか?と尋ねると

『あれから気分が良すぎて、勝った金でフルーツだの頼んでたらさ、結局お金が足りなくなっちゃったよ。免許証渡してツケ(笑)。ヤんなっちゃったよ~』


最高の反面教師である(笑)。