イラク戦争などに見られる米国・軍産複合体の大罪! | 青木吉太郎のブログ

青木吉太郎のブログ

ブログの説明を入力します。

前略
4月14日、NHKでイラク戦争に関する番組が放映された。ブログに次のような記事があった(抜粋・加筆)ので参考にしてください。

                                早々
                                                      
『終わらないイラク戦争 フクシマから問い直す』のブログより抜粋・加筆
 

それにしても、イラク戦争の口実だった大量破壊兵器が、実はなかったことで、この「戦争の不正義」はますます浮き彫りになりました。
 
“ブッシュ政権は、ただ、余った兵器を

使い、「軍需産業を儲けさせ」、

「石油の利権」をイラクから取り上げる

ために戦争をした”のです。

その「代価」として、イラク戦争でアメリカ兵も4400人が死亡し、後遺症が残るけがをした兵士の数は3万人を超えました。
 また、アメリカは2003年の開戦から2011年末の米軍完全撤退まで少なくとも戦費8000億ドル(76兆円)を費やしました。この大半が軍需産業を潤したのです。それどころか最新の試算によると、イラク戦争にかかったこれまでの本当の戦費は、2兆2000億ドル(200兆円)で、さらに兵士や遺族への恩給や、傷病兵に対する補償などを含めた最終的な戦費は、日本の国家予算の6年分に当たる「580兆円」に上るとされています。
 このイラク戦争のつけはアメリカに「巨額の財政赤字」となって残り、アメリカ国民は今後数十年にわたって財政的にも社会的にも重い負担を強いられることになります。


 もちろん、イラク戦争で「最も大きな犠牲」を払ったのはイラクです。
 イラクの首都バグダッドとその周辺では、2013年3月19日、イラク戦争開戦10年に合わせたように車を使った「爆弾テロ」が相次いで発生し、少なくとも53人が死亡し177人が負傷しました。


 NGOの集計によると、この「虚構の大義」に基づく戦争で、開戦から米軍撤収までに戦闘やテロで死亡した民間人は、少なくとも11万4千人に上るということです。

実際には数十万人とも言われています。

「死亡者・65万人」という推計もあります。

家を失って、「難民となった方々は数百万人」に及ぶと言われ、この10年の戦争やテロで親を失った子どもはユニセフの推計で「80万人」に上ります。


 極めて長期間、イラク全土で使用された「劣化ウラン弾」・1700トンによる「被ばくと後遺症」の問題もあります(アフガン戦争で850トン、湾岸戦争で273トン使用した)。

米英軍によるアルグレイブなど捕虜収容所での拷問・虐待も明らかになっています。


 戦後、イラクでは多数を占めたシーア派と少数派スンニ派による宗派対立を背景に今回のような自爆テロ事件が起こり続け、政府は混迷のままであり、本格復興への道は遠いままです。

戦争で得られるものなど何もないのです。

9・11同時多発テロ(米政府の自作自演説が多い)から10年以上、 テロ被害者・アメリカ市民は犠牲者だが、アメリカ政府は加害者だ!

独裁者カダフィ大佐の死 :アメリカはテロ容疑者をリビアに引渡、カダフィ政権に「拷問と尋問を依頼」していた!