芍薬 | 吉祥院 ~茨城県石岡市で約900年続く真言密教の寺(お寺ブログ)~

吉祥院 ~茨城県石岡市で約900年続く真言密教の寺(お寺ブログ)~

茨城県石岡市にある真言宗豊山派の摩尼山吉祥院です。
ふるさと茨城路百八地蔵尊霊場第九十一番札所に指定されており、
開山約900年の歴史を持つ由緒ある寺です。
境内の四季折々の風情や仏教について、幅広い情報を発信するお寺のブログです。

ボタンの見頃が過ぎて早1ヶ月。

境内には芍薬の花が
咲き始めています。

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当山では、芍薬の花は
ボタンのすぐ隣で咲いています。

もしかしたら、
ボタンを育てる多くの公共施設が
そうかもしれません。

それは、ボタンの苗の生産方法に
関係しています。


ボタンの種は、
芽がでるまでにとても長い時間と
多大な労力がかかります。

この、先人たちの経験と知恵により、
現代ではボタンは種ではなく
苗が流通しており、
多くの方はその苗を手に入れ育てます。

流通しているボタンの苗は、
芍薬の木を台木にし
上にボタンの木が接木してあります。

なので、ボタンを育てていると
数年から数十年後、
台木にしていた芍薬も育ち
芍薬の花が咲くのです。

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当山にボタンが贈呈されたのは
およそ25年前。

大切に育てていても、
ボタンの木は年々老い
いくつかは見頃を終えてしまいます。

しかし、その後も辛抱強く待つと、
台木から木が伸び芍薬の花が咲き、
再び私達を楽しませてくれます。


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蕾はまだ半分ほど残っています。
当山にお越しの際はご覧ください。