お早うございます。
今日は、当山の御本尊について
記そうと思います。
当山の御本尊は、延命地蔵です。
蓮華座の上に半跏座で座り、
後ろには小さな仏を伴った輪光が輝きます。
地蔵菩薩は、
昔から庶民に慕われていた仏様です。
特に、平安時代は、
地獄に対する恐怖心が強くなっており、
地獄で裁きを受ける際に
地蔵が助けてくれるという俗信が広まり、
民間信仰が盛んになった
と言われています。
また、住んでいる世界が
娑婆世界といって、
仏教において我々が住むこの世です。
なのでお姿はこの世の僧侶と同じく、
基本的には僧形で、
手には錫杖という杖を持っています。
言い伝えでは、
釈迦が亡くなった後、
長い間は如来のいない無仏時代
が続きましたが、
その時代に人々を救済するよう
釈迦が頼んだ相手が地蔵菩薩といいます。
人々を救済してくれる地蔵菩薩ですが、
当山の御本尊は延命地蔵菩薩ですので
その名の通り命をながらえてくれる
と言われています。
当山にいらした際には
是非お参り下さい。
管理人