昨日はブログを休んでしまいました。
今後も、たまに休みを入れていこうと思います。


昨日、住職は、葬儀の際に誦む
「諷誦文(ふうじゅもん)」
を書いていました。

諷誦文とは、故人の人生に敬意を示し、
その功徳を讃えるため読まれるものです。

実は、僧侶は故人ひとりひとりに対して
諷誦文を書いています。
つまり、お葬式の度に書いており、
葬儀の度に違うものを誦んでいます。

故人の生前のご活躍を書いたり、
お人柄を書いたり、、、。
まさに、僧侶からのお手紙です。


通常、亡くなってから
数日〜1週間の間に葬儀があるので、
その数日で諷誦文を書きます。

ほとんどの場合、
故人は当山の檀家に属している方だったりするので、
人となりも把握していますが、

一度ご家族の方をお寺へお招きし
故人の一生を教えてもらいながら、
慎重に書き上げるのです。

そうして書き上げた諷誦文は、
葬儀の際中に
「敬って申す」というフレーズと共に
誦みあげられます。

日本語で書いてあるため、
聞いている方も何を言っているかがわかります。
是非、注意深く、聞いてみてください。


また、諷誦文と同様に
僧侶が故人の人となりを確認しながら付けるのが
戒名です。

諷誦文を聞いてから戒名を聞くと、
戒名の理由がわかると思います。


管理人